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補足情報
2023年3月現在、まだ Google カレンダーの同期データベースは実装されていません。そのため、この節は多くの読者が興味を持っており、実際に自分で実装したいと考えていると思います。そのため、ここについてはチェックボックス形式でワークシートの形にしてみました。

21.1 タスクデータベースの作成

  • 最初は練習のため、このテンプレートデータベースでテストしてみてください。うまく動いたら自分のタスクデータベースに差し替えるといいでしょう。
タスクデータベースを準備
タスクデータベースにインテグレーションキーをコネクト
タスクデータベースの URL を取得
タスクデータベースの database_id を取得

21.2 Google Calendar API の有効化

Google Calendar API を有効化

21.3 GAS 環境の準備

アプリに名前を設定
カレンダーサービスを追加

21.4 Google Calendar の準備

CALENDAR_ID プロパティを追加
NOTION_API_KEY プロパティを追加
DATABASE_ID プロパティを追加
NOTION_VERSION プロパティを追加

21.5 カレンダー認証

19節で紹介した以下の関数をコピーしておきます。同期ブロックで持ってきています。
scriptPropertyFor を追加
notionAPIKey を追加
notionVersion を追加
databaseID を追加
saveScriptPropertyTo を追加
sendNotion を追加
createPage を追加
updatePage を追加
readCalendar までを記述
readCalendar を実行して認証

21.6 カレンダーイベントによるトリガ

eventToDateHash を追加
updatePayload を追加
createPayload を追加
doCalendarPost を追加

21.7 テスト実行

test 関数を追加
カレンダーの変更をトリガに設定
カレンダーにイベントを追加して、Notion データベースに追加されることを確認
 
⚠️
補足説明
今回、Google カレンダーから Notion に登録するアプリを GAS で作成しました。逆に Notion から Google カレンダーに登録するのを自動化するのは少し面倒です。ただし、特定のタスクを Google カレンダーに登録するのであれば、簡単に実装できます。これを実現するための手段として、最近 NotionToCalendar というショートカットアプリを作成しました。興味があったらブログ記事をご覧ください。
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