公開日
Jul 27, 2023
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イベントレポート
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Notion COOのAkshayとHead of CommunityのBenが来日!日本最大のNotionコミュニティ「Notion Japan コミュニティ」が、2023年7月11日に都内でミートアップを開催しました。会場には60名以上の参加者が集まり、セッションや交流会を楽しみました♪
世界中で広がるNotion Community
司会の@hikiriさんの軽快な挨拶のあと、まずはHead of Community Benから自己紹介。そして日本についてこんな風に話しました。「私は常に日本のNotionコミュニティに驚かされてきました。情熱、創造性、そしてNotionへの愛がとても素晴らしいです。」
それから、2022年に開催された世界のNotion Communityの活動紹介がありました。

Notionはアメリカ、アジア、ヨーロッパなど世界中で愛用され、熱狂的なユーザーによるコミュニティが多数あります。
各地のミートアップの様子や、ファンによるNotionにまつわる創作活動などをたくさんの写真とともに紹介し、発表を聞いた参加者からは「Notionがこんなに世界で使われて愛されているんだって、改めて実感しました。日本のコミュニティをもっと盛り上げたいですね!」と感想をもらいました。
Welcome back Akshay
Notion COOのAkshayが来日したのは2019年以来の4年ぶり。
その際にもコミュニティ ミートアップに参加し、主宰者のアンバサダー@yojiroさんが所属する株式会社NorthSandの黒澤さんとディスカッションを行いました。
今回は、事前に参加者のみなさんから募った質問の中から5つを選び、4年前と同様に黒澤さんが質問と通訳を行いました。

NotionのCOOを務める原動力は何ですか?
COOを務める一番の原動力は、みなさんのプロダクティビティを向上させることです。
コンピューターを開発した人があらゆる課題解決の助けをしたように、Notionもプロダクトの開発やコミュニティのサポートによってNotionを使う人々のアイディアを最大化して、さまざまな課題を解決できるようにしたいと考えています。
日本国内でも、スタートアップをはじめとして大きな企業にもNotionを導入していただいているので、貢献できているかなと思います。
最近インスピレーションを受けた出来事、または人生で最もインスピレーションを受けた出来事を知りたいです。
最近は、自分の2人の子どもからインスピレーションを受けています。
また、4年前の話ですが、ここでイベントに参加した際に、参加者50人くらいで自分のNotionページを見せ合っていたのが印象的です。アメリカに帰ってからそのことを社内で共有し、Notionは単なるツールではなくて、文化を生むサービスなのだと話をしました。
Notionにとって、Japan Marketはどういう位置づけですか?
日本のマーケットはとても成長していて、以前は世界で4、5番目でしたが、現在は2番目です。
4年前はオフィスもありませんでしたが、今は30人ほどの社員がオフィスで働き、アンバサダーも20人ほどになりました。そして10冊以上のNotionに関する本が発売されています。
Notionも日本語対応をしましたし、サポートも日本語で受けられるようになりました。今後も注力していきます。
これからのNotionの発展に関して、どんなことに重きを置いて考えていますか。
Notion AIに一番重きを置いています。ドキュメント、Wiki、プロジェクト、カレンダーの4つの主要機能をNotion AIによってさらに強化できると考えています。
Notion AIを使って、みなさんが新しいプロダクトを作れるような機能も考えていますのでお楽しみに!
テンプレートギャラリーについては、後からお話しします。
今振り返ってみて、Notionのターニングポイントを挙げるならいつですか?
10年前に「ソフトウェアを民主化する」という想いでNotionをはじめましたが、3、4年はうまくいきませんでした。しかし、テンプレート機能を公開してみなさんがテンプレートを作れるようにしたことで、Notionのさまざまな機能や使い方をユーザー同士で深掘りしてもらうことができ、その結果ユーザー数の増加につながりました。
質問セッションの最後には、Akshay から、新しく始まったNotionアフィリエイトプログラムとリニューアルしたNotionテンプレートについてのアナウンスがありました。
詳しくは下記のサイトをご確認ください。
Notionアフィリエイトプログラム
Notionを友達やフォロワーに紹介すると、プラスプラン、ビジネスプラン、またはAIプランへの新規アップグレードごとに、最初の12か月間の支払い額の合計の50%を獲得できます。
Notionテンプレート
テンプレートページが新しくなり、300以上のカテゴリーや2,000以上のクリエイターページも登場しました!ぜひみなさんのテンプレートも申請してください♪
Notion アンバサダーによるNotion活用方法シェア

工夫がつまった日記の紹介 @Reiさん
まずは@Reiさんによる日記の紹介。実際に@Reiさんが記録している日記の画面を見せながら紹介してくれました。出来事の記録はもちろん、かわいいアイコンを使った気分の記録、撮った写真、観たコンテンツ、ルーティンのチェックリストなどたくさんのことがすばらしい工夫で日記にまとまっていました。写真を一覧にして見返すと視覚的に思い出が蘇ったり、気分が最悪の日のリストを見ると「もう二度とやりたくないことが書いてあります(笑)」と話していました。
豊富なNotionの技を生かした発表に、参加者からも「おおおっ!」と驚きの声が上がっていました。
医療現場でのNotion AI活用事例紹介 @yoneさん
続いての@yoneさんは、相談を受けて構築した「Notion AIを活用した医療現場での患者記録」について紹介してくれました。
ネットワーク環境が整っていない現場で、どのようにいち早く患者さんの状態・情報を記録するかに悩まれていたそうですが、音声入力→データベースに登録→Notion AIがその内容を元に患者さんの情報や症状などを項目別にカラムに格納→最終的にその情報が入ったQRコードも発行するというものでした。
ここまで活用できるのか!と会場からは感嘆の声があがり、終了後にはAkshayも「この仕組みをもっと良くするのはどんな機能があればいいかな?」と@yoneさんにヒアリングしたそうです。
Notion導入の道のり @kazukoさん
普段は経理コンサルタントとしてお仕事をしている@kazukoさんは、「Notion士業の会」というコミュニティを運営しています。これまで積極的にWebツールを使用していなかった方に、どのようにNotionを活用してもらうかについて、現状と取り組まれていることをお話してくれました。
たくさんの紙の山の中で業務をするのが当たり前の方が多い中、決算調書のワークフローを例に、社内外の多数のステークホルダーとどのようなコミュニケーションをとればよいか、それをNotionで実現するにはどんなことが必要かを教えてくれました。
なかなか普段知ることのできない業界や組織のお話はとても参考になりました。
Notionメンバーも参加!大盛況の交流会
最後はみなさんでフリータイム。たくさんの方がNotionの導入や活用などについてお話をしていました。


会場にはケータリングやNotionのカップケーキもご用意し、みなさんに喜んでいただけました。

SNSでフォローしていたあの人についに会えた!という声もいたるところで耳にして、オフラインで交流できる楽しさを実感しました。また、AkshayもBenも日本のユーザーとたくさん交流できてとても嬉しそうでした。


ご参加いただいたみなさん、企画・運営を行ってくれた@yojiroさんをはじめとする株式会社NorthSandのみなさん、ありがとうございました!

当日の様子は #NotionJPcom でたくさんツイートされています。また、@yojiroさんのYouTubeチャンネルでもアーカイブ動画が配信されています。ぜひご覧ください♪

日本中で様々なNotionコミュニティが活動中
Notionには、地域や職業、学校など多種多様なトピックのユーザーコミュニティがあり、日々活動を行っています。気になるコミュニティがあればぜひ参加してみてください。
コミュニティは下記からチェックいただけます。
Notionアンバサダーには、いつでもご応募いただけます
Notionアンバサダーに興味を持たれた方は、下記の募集概要をご覧いただき、ぜひご応募ください。いつでも自薦で募集しています。
この記事を書いた人

久間 美咲
Notion Japan Community Lead
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