公開日
Jul 11, 2024
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イベントレポート
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2024年6月18日にNotionアンバサダーのミートアップイベントを開催しました。今回は、新たにアンバサダーに就任した3人の自己紹介に加え、NotionでCore機能+AI機能のプロダクト責任者を務めるエキン(Ekin)が来日。自身の紹介やプロダクトマネージャとしてのNotion活用方法について語りました。また、アンバサダーからのたくさんの質問にEkinが答える「Ekin AMA」や、新機能のロードマップ共有も行われました。
 
この記事の目次

新たなアンバサダー4名がジョイン!


今回のミートアップイベントは、新たにNotionアンバサダーに就任したメンバーも参加し、Newメンバーの自己紹介からスタートしました。
これまでのNotionにまつわる活動の紹介や、アンバサダーになったらやってみたいことなどを各自素敵なフォーマットで発表してくれました。
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Notion1人目のプロダクトマネージャーが初来日


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新アンバサダーの紹介に続いてスピーチを行ったのは、今回が"はじめての日本"であるNotionのエキンです。トルコ出身のエキンはアメリカの大学で学んだあとファイナンスの仕事からキャリアをスタートし、ベンチャーキャピタルでSlackやTrelloなどのファウンダーと親交を深めたのちDropboxに勤務。ドキュメントの作成や共同作業などが行える「Dropbox Paper」やDropbox本体の開発に携わったあと、3年半前にNotionへジョインしました。
そして現在はNotionのコア機能(Sites機能と管理者系の機能、新規ユーザーのオンボーディングに関わる機能を除くすべて)+AI機能のプロダクト責任者を務めています。「日本はNotionにとって2番目に大きいマーケットですし(SlackもDropboxもそうですが笑)、たくさんのフィードバックをもらえるので、今ここにいられることにとてもワクワクしている」と語っていました。
 

NotionのプロダクトマネージャーはどのようにNotion AIを使っている?


現在のNotion AIのライター機能はマーケティング業務やコンテンツ作成などに向いているため、製品のテクニカルな仕様やデザインなどに関する専門的なことを書く機会が多いエキンやNotionのエンジニアは普段あまり利用していないそうです。一方、すごくヘビーに使っているのは「AI プロパティ」の機能なのだとか。お客様からのフィードバックの評価や、特定の事案やタスクの深刻度を効率的に把握したり、さまざまなドキュメントの要約を確認したりなどあらゆる用途に使っていると言います。
また、Q&A機能が登場してからは、さらにNotion AIを活用することが増えたそうです。リサーチチームの調査結果やXの投稿、お客様からのフィードバック、自分たちで書いたドキュメントなどすべての情報をNotionに保存し、「通知機能にユーザが感じているのはどんなこと?」のようにNotion AI Q&Aに尋ねて情報収集や問題解決に役立ていると教えてくれました。これは、隣で通訳を務めていたNotionの@massyも「そうなんだ!」とびっくり。
なお、ライター機能は自身やエンジニアにとっては有用ではないものの、だからといって開発に手を抜くことはないことを強調。たとえば「このテンプレートを基に書いて」や「こんな方向性で書いて」と伝えたりできるなど、今後はマーケティング以外のチームでも有効に活用されるようなアップデートを予定しているそうです。

Notionの今後のアップデートを発表!


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続いてエキンからバトンを受け取ったのが、Notionの@Massyです。Notionアンバサダーになる醍醐味の1つでもある、Notionの今後のアップデートに関して説明を行いました。
まず紹介されたのが、6月19日(日本時間)にベータ版がリリースされた「Notion AI コネクター」です。これを利用すれば、Notion AIに尋ねることでNotion以外のデータソースにある必要な情報もツールを切り替えることなく、Notion上で素早く見つけることができます。まずはSlackとの連携に対応し、今後はGoolge ドライブやJiraやGitHub、Salesforceなどにも対応する予定です。
 
新たなベータ版ではNotion AIのQ&A機能も強化されています。たとえば、「検索範囲の指定」がそのひとつ。Notion AIに質問する際に、Slackのみ、特定のページやデータベース、チームスペースのみに検索範囲を絞り込むことが可能。これにより、特にたくさんの組織やプロジェクトが存在する企業で、より効率的に検索を行うことができるようになります。
また、新しいQ&A機能では回答の情報ソースとしてページ内のブロックを示したり、@メンションによる検索範囲の指定(人、ページ、日時)したりすることが可能なほか、尋ねた質問の答えがNotion上にない場合はOpenAIの「GPT-4」の情報を元に回答を返してくれます。
 
さらに、コーディングいらずで簡単にWebサイトを作成・公開できる「Notion Sites」の正式版が6月25日から、チャート作成機能の「Notion Charts」が6月17日から希望者限定のベータ版としてリリースされたことも説明されました。
 

たくさんのGood Questionが集まった「エキン AMA」


今回のミートアップイベントで最後に行われたのが、「AMA(Ask Me Anything)」です。エキンに対してアンバサダーからたくさんの質問が寄せられましたので、そのうちいくつかをエキンの回答とあわせて紹介しましょう。

エキンが見聞きした中で一番感心したNotion AIのユースケースは何でしょうか?

エキン:Notion AIのライター機能をリリースしたとき、ライター機能を使ってMermaid(マーメイド)チャートを生成する方法を発見された方がいてとても驚かされました。また、現在はNotion AIの「自動入力」を使ってデータベースのプロパティを自動で埋め込めますが、その機能をリリースする前から独自にプロンプトを使って実現されている方がいてそれにも感心させられました。
エキン:Notion AIのライター機能をリリースしたとき、ライター機能を使ってMermaid(マーメイド)チャートを生成する方法を発見された方がいてとても驚かされました。また、現在はNotion AIの「自動入力」を使ってデータベースのプロパティを自動で埋め込めますが、その機能をリリースする前から独自にプロンプトを使って実現されている方がいてそれにも感心させられました。

国によってNotion AIの使われ方は違っていますか?

エキン:日本もそうですが、英語が母国語ではない国では、翻訳や文章を改善する(Improve Writing)ために多く使われています。
エキン:日本もそうですが、英語が母国語ではない国では、翻訳や文章を改善する(Improve Writing)ために多く使われています。

エキンのNotion活用でほかの人があまりしていない独自の使い方や、管理している情報があれば教えていただきたいです。

エキン:アンバサダーの皆さんのほうが独自の使い方をたくさんしていると思います。私と妻は旅行が趣味なので旅行の計画に利用することが多いのですが、使い方は至ってベーシックです。
エキン:アンバサダーの皆さんのほうが独自の使い方をたくさんしていると思います。私と妻は旅行が趣味なので旅行の計画に利用することが多いのですが、使い方は至ってベーシックです。

Notion社のカルチャーで好きな事はどんなことですか?

エキン:アイデアが誰のものかは関係なく、一番ベストなアイデアを評価しようというカルチャーが根付いていることです。社内では「オフィスに入るドアの前に自分のエゴは置いていこう」というメッセージが皆の共通認識としてあります。
エキン:アイデアが誰のものかは関係なく、一番ベストなアイデアを評価しようというカルチャーが根付いていることです。社内では「オフィスに入るドアの前に自分のエゴは置いていこう」というメッセージが皆の共通認識としてあります。
 

Notionアンバサダーには、いつでもご応募いただけます


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新しいアンバサダーやエキンの紹介、エキンのNotion活用法、新しいNotionのアップデート、そして「Ekin AMA」と内容が盛りだくさんだった今回のイベント。プログラム終了後には恒例の写真撮影と懇親会が行われ、エキンを含めたNotion社員とアンバサダーたちが楽しく情報交換を行いました。
Notionアンバサダーに興味を持たれた方は、下記の募集概要をご覧いただき、ぜひご応募ください。いつでも自薦で募集しています。
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