公開日
Nov 17, 2021
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イベントレポート
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スタートアップ企業、数百人規模のプロジェクトチームにフリーランスなど、多くの企業や個人がビジネスでNotionを使うなか、今回注目したのは"学生"です。仙台の地域コミュニティNotion Sendaiが主催したオンラインミートアップ「【学生 × Notion】リアルな使い方から学ぶ!」では、コミュニティメンバーである2人の学生が登壇。学生生活のどんな場面でNotionを使っているかを教えてくれました。
Notion Sendaiとは?
「Notionにお任せあれ」をコンセプトに、Notionを仙台から広める活動をするコミュニティ
Notionを始めたばかり。高専5年生の沖 綾乃さんが気づいた2つのポイント

沖 綾乃さん
仙台高等専門学校(総合工学科 マテリアル環境コース)に通う5年生。3年生の時に、シリコンバレー留学を経験。韓国ドラマとBTSが好きな20歳。
沖 綾乃さん 発表>>
はじめまして。仙台高等専門学校に通う沖綾乃と言います。Notionを始めて1週間の私が触れてみて感じたことは、学生が始めるならまずはプライベート情報を中心にまとめるといいな、ということ。そこで私が、Notionでまとめた情報は以下の3つです。
- お金の管理:収入と支出の内訳をまとめる
- ToDoリスト:タスクをメモする
- やりたいことリスト:毎日の生活の中でやりたい"ちょっとしたこと"をリスト化

お金の管理>>
お金を管理するために日々、購入したものを日付、カテゴリ、購入先、金額をまとめ、合計金額が出るようにしています。

ToDo リスト>>
ToDoリストは、自分が分かればいいと思って作りました。カンバン方式でまとめ「未着手」「対応中」「完了」と3つの段階に分け、"映画館へ行く前に本を読む"といった日常のタスクから、"実験する"といった学校のタスクまでまとめています。

やりたいことリスト>>
3つ目のやりたいことリストは、やりたい内容を書き、ジャンル、達成した日付、メモをまとめてます。リストの中身は、「靴を買う」「韓国ドラマを観る」など趣味や生活に関することが多いです。
初心者がNotionを始めるためのポイント
- テンプレートの利用
- まずはNotionに触れること
Notionを始めてみると、選択肢がありすぎて何をすればいいか分からなくなると思います。私もその1人でした。それを乗り越える方法が、"テンプレートの利用"です。Notionにページを追加したら、上から3番目の"テンプレート"をクリック。学生向けのテンプレートがあるので、それを使ってみると簡単にページを作れます。

また多くのNotionユーザーたちもテンプレートを配布しているので、Web検索すれば自分にとって使いやすいテンプレートがすぐに見つかります。すでに出来上がっているため設定しやすく、自分流にアレンジすれば自分が使いやすいページにできます。
そしてこれから始める方には「とにかく触れてみて」と伝えたいです。私自身、Notionを始めて1週間が過ぎたいま、分からなくても触ってみればページは作れると実感しています。ぜひ皆さんも触ってみてください。
部活動の中心にあるのはNotion。高専5年生の佐々木 悠太さんが作ったオリジナルページ

佐々木 悠太さん
仙台高等専門学校(総合工学科 ロボティクスコース)に通う5年生。カメラや音楽が好きな19歳。最近、映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」に深い感銘を受けた。
佐々木 悠太さんコメント>>
ここでは、チームでの使い方と個人での使い方を発表したいと思います。チームでは部活の情報共有として使い、個人では映画レビューやブックリストなどをまとめる際にNotionを使っています。
チームでの使い方>>
まずはチームでの使い方を紹介します。所属している写真部では部長として活動しており、部員たちにお知らせを伝えることも部長の仕事です。そこで、部員への情報共有のためのツールとしてNotionを使っています。例えば、写真の提出期限を全体に伝える際、コールアウトのブロック内に「○月○日締め切り」と書き、掲示板のように情報共有をしています。

また実際の提出状況は、データベース上にまとめ、誰が提出済で誰がまだ提出していないかが一目で分かるようにしています。

その他には物品管理もNotionでしています。年に1度、監査のために物品リストを学校に提出しないといけないため、あらかじめ物品リストをNotionに記録。このように部内の情報をNotionにストックしておけば、次に部長になる後輩が困らないかなと思っています。


個人での使い方>>
個人としては、学校の情報とプライベートの情報をNotionに集約。学校情報は主に研究課題を管理しています。課題が出されるとデータベース上にカードを作成し、カンバン方式で管理。参考文献もNotion上でリスト化しています。参考になりそうなWeb記事もChromeの拡張機能を使ってブックマークし、研究を進める時に読んでいます。

プライベートで観た映画や読んだ本、そして料理のレシピもNotion上でギャラリーにしています。

料理レシピはYouTubeの動画を見て、材料と作り方を書き起こしています。その時、いちいち項目を書くのは手間なので、テンプレートを作成。レシピを書く度にテンプレートをコピーし、書いています。
Notionを楽しく使うためのポイント
- 周囲を巻き込みながらNotionを使ってみる
- 自分に合ったカスタマイズをし、自分だけのNotionにする
チームで使うとコメントや共有など、Notionの機能をたくさん使えるので、周囲を巻き込んで使うことをオススメします。またページは、自分流にカスタマイズし、自分だけのNotionに作り変えてみると、さらに楽しくなります。ぜひ友達とページを共有し、オリジナルページを作ってみてください!
全ての人が使えるツールで自分だけのページ作りを

Notion Sendaiが主催するミートアップは今回で4回目を迎え、学生による発表は初の試みでした。発表を担当した沖さんと佐々木さんが共に強調していたことは、自分流にページを作ること。自分のやりたいことに合わせてNotionを作り変えれば、生活は充実していくんだと気付かされました。
またイベントでは、Notion Sendaiを運営する齋藤尚希さんが、Notionを使ったWebマガジンの運用方法を解説。オススメのアプリや、採用に繋がるマガジンの作り方を伝授し、耳寄りな情報の多いミートアップとなりました。Notionは、社会人も学生も関係なく全ての人が使えるツールです。自分だけのNotionを作ってみませんか。
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